08/29「病論」
ということで、今日はあれだよ、めんどくさいことっていうか、みんなが引くようなこと云ってやろうとこう思うわけだよ。そりゃあもうね、自分の体のことでもネタにしないとネタがないわけですよこんなものは。どれくらいめんどくさいかっていうと構ってほしくて仕方がない情緒不安定な女子中学生みたいなこと云うからな。
いやな、まあ端的に云うとだ、病気になったわけですよ。前にも頭痛が云々とかいう話はしてましたけども、それとは別というかそれと一体化してるというか微妙なところなんですけど、まああれですよね、UTSUですよ。あとはKINEとKOMUROですよね。
そのなんだ、まあ、前からそういう気配はちょっとあったんですけど、そんなものはあれだよ、気の持ちようっていうか、誰でもそんなことあるだろなにいってんだみたいなことじゃないですか、程度の差こそあれそういうあれにならない人なんかいないわけですから、そんな甘っちょろいこと云ってんじゃねえ!とか思ってたワケです。
ところがだ、その前に書いた頭痛の件もあるし、その他ちょっといろいろ思うところがあってその手のホスピタルへ行ってみたんですよね。
そうするとさ、あれなんていうのかなあ心理テストってんですか、自動車教習所へ行ったことがあるひとならやったことあると思うんですけど、「誰かが自分の悪口を云っている気がする」みたいなブラックな質問が書いてあるテストあるじゃないですか、あれの本格的なやつがあって、まずはそれに答えてくれみたいなことを云われるわけなんですけど、質問内容がそういうディープな感じのやつの煮こごりみたいな代物でして、割とこう思うがままに答えてくれみたいなことを云われるわけです。
でまあ、いざ診察みたいなところになってみるとそのテストの結果がわかるんですけど、50点満点中43点というかなりハイアベレージな得点をゲットしまして、そのテストといろいろトータルで見るとまあそのTMNなんじゃないかなというようなまああれだ、世の中そんなもんだよ。
ってもさ、なんてかなあ、あたしはさ、別に自分がすげえ不幸だとかすげえ弱いとかってことは思わないし、そういうことからすればむしろつよいこだと思うんですけども、まあなんだろうな、人並みに思うこともあれば考えることもあるわけだし、そもそも人一倍クヨクヨする性格ですからね、もうどうにもならないわけですよ。
まあさあ、去年の夏くらいかなあ、あの頃がいろんな意味でピークだったんですけども、ああいうのってなんだろうな、なんかもうすごいんだ、すべての物事が後ろ向きにしか見えなくなるんだよな。バックギアでアクセル全開にしてる感じってんですか、どんだけエンジンふかしても後ろにしか進まない感じなんですよ。
さすがにいまはあれほどではないですし、別にそれだからなんだってようなことではぜんぜんないんですけど、まあやっぱりいろいろありはするわけですね。もちろんストレスの多い現代社会ですしね、上にも書いたとおりいまの世の中なんらかの形でそういうのが皆無ってひとはいないでしょうから、なんらかそういうようなものは誰しもあるとは思うんですけど、あれなんですねえ、弱いときにつけこんでくるんですねえああいうのは。
そういうときにさ、なんかわかんないですけどもたぶん人によっては宗教とかにハマるきっかけになったりするんだと思うんですよね。なんかこう目に見えない救いみたいなものを求めたがる心境ってんですか、目に見えないものに起因して目に見えない現象が起きているわけなんで、それに対抗するには目に見えない救いを求めるしかないわけですからこれはもうあたりまえなんですけど、そう考えればさ、例の地下鉄サリン事件の後に話題になったあの宗教もさ、テレビなんかにちょっとイッちゃった感じの目の信者が出てきてさ、大真面目に信仰を語ってるのなんかをテレビのコメンテータから町のおばちゃんから縦笛ランドセルにさした小学生までなんであんなものを心から信じられるんだとか揃ってバカにしてたわけですけども、別にたまたま出会ったものがあの宗教だったっていうだけのハナシだからさ、信仰ってのはもう水とか空気みたいなもんであたりまえにあるものなんだと思うんだよ。
なんかつらいとか苦しいとかみたいな、そういう自分ではどうにもならない閉塞感っていうか、世界がすごく住みにくい感じっていうのかな、そういうのを感じているとき、人生を変える歌に出会うか、人生を変える本に出会うか、人生を変える宗教に出会うか、そのタイミングだったりみたいなそれだけの差で、人間は狂人に分けられてしまう可能性があるのだなあと思えばさ、コレはコレで怖いことなわけだな。
あたしの場合はさ、幸いなことにってのもアレですけど、そこまでこうなんだ、いろいろな意味で道に落ちてるこんにゃくみたいになってたときにもそういう無条件の救いを与えてくれるような宗教に出会うこともなかったので、いちおうそんなになりながらも相変わらずカップ焼きそば食いつつ『アイドルマスター』あたりにうつつをぬかしながら毎日を生きてますけど、それだってもしかしたらさ、べつに宗教じゃなくてもいいさ、ヒトでもモノでもなんでもいいし、もっと云えばなんかこう好きな人ができましたとかでもいいんですけど、そういうあれがあったらさ、仕事もサイトの更新とかなんとかぜんぶほっぽらかしてそれに心酔してる可能性だってゼロじゃなかったっていうか今後だってゼロじゃないわけですからね、それがヒトや歌なら徹底的に心酔するってことだし、宗教なら出家するってことだし、思想や国家ならテロリズムだし、もうほんとに出会いのタイミングひとつなんだよなそういうのはさ。
まあしかしそれをさしおいてもなんだかんだで体がポンコツになりつつあるのはすごく感じるわけですし、それをどうしようかみたいなことってのはこれはこれでまた別の問題ではあるんですけど。
まあなんだ、どうしたらいいやらですな。
戻る