10/12「久々論」

 ということで、まあそのなんてんですかね、いやいやなにも云わないでも大丈夫ですってわかってますってパソコンの前の皆様におきましてはどの面下げて戻ってきてんだってなもんでしょうけどもね、いやもうアレですって、ほんとに目が回るくらい忙しかったんですって。いや、正確には忙しいのはいまだに持続中ではあるんですけど、もうなんだろうな、いろいろ落ち込むこととか腹が立つこととか苛々することとかもあったりしてさ、なんだかトータルでいろいろあったワケですよ。
 なんてかな、もうそろそろ君らもあれだろう、ここの存在意義についていろいろ考えだしてるころだろうとこう思うけれどもさ、それを一番思ってるのはなにを隠そうこのあたしなんだぞってことを忘れてもらっては困るわけだよ。いや別に困りゃしねえけどもさ。
 とりあえずアレです、あらかじめ最初に結論から書いとくと、やめないですよやめるわけないじゃないですか。
 そらもう何度もここに書いてるようにだ、彼女ができるまではやめるつもりはなくて、ここで君らにだよ、「君らと違ってあたしはなんだかんだでできる子だもんでさ、ちゃんと彼女とかできるんだよフフン」とか鼻で笑ってこそ、この人生を賭けた大いなるギャグがきっちりオチとして落ちる、みたいなところあるわけじゃないですか。っていうかそれがないと、ただ単に童貞のおもしろ面のおっさんが騒ぎ散らしてるだけになっちまうわけですから、そこまで行かないとどうしようもないわけですこれ。
 そう考えればまだまだやめるつもりはないわけなんですけどもね、もうあれですからね、実家に帰ってこいって云うからなにごとかと思って実家帰ってだらだらしてたら、弟が彼女連れて遊びに来たりしてましたしね、もうおまえら結婚するつもり満々だろってか、もうあれだろ、セックスとかしてんだろおまえらどうせ。もう最悪だもの云ってることが。兄が童貞なのに弟が童貞じゃないってどういう了見だよおかしいじゃないか。なにもおかしかないだろ。弟だって三十過ぎてんだから。
 そういうことからすると、まああれですよね、ここをいつも読んでくれている一億人の中には、一人くらいはもしかしたらこいつ彼女できたのとちがうかな、それでもってしあわせいっぱい夢いっぱいでこんな童貞文章書き散らすの飽きちゃったのとちがうか、みたいなことをね、もしかしたら思ってる人もいるかもしれませんけどもね、安心してくださいそんなことあるわけない。まだまだあたしは君らの味方だ。
 だいたいもしそんなことあってみなさいよ、あったらもう一にも二にもここに自慢しにくるに決まってるじゃないですか。そんなもなね、もうおもちゃ買ってもらったばっかりの子どもみたいなもんですからね、そらもうおもちゃ屋から家に帰るまでに箱なんかひっちゃぶいて開けちゃうタイプですから、そんなの自慢せずにいられるわけないじゃないですか。
 そもそも彼女ができたのとちがうかなんて思ってる人ひとりもいないと思いますけど、そもそももうコンスタントにここを見にきてくれてる人なんて十人いるかいないかみたいなところだと思いますけどもね、とにかくそういうあれなので、これだけ更新しないままほったらかしたことに関しては、なんというか純粋に忙しいというか手が回らなかったというかそういうあれでして、いやもうあれだから云っとくけどもさ、今後もこういうペースになることは容易に想像つくんで、もういいから世の中にはもっとためになって面白いページとかいっぱいあるからさ、こんな34歳のだよ、不細工に付け加えて最近頭が薄くなりかけてきて心の奥底から不安そうに妹から無言でスカルプDを渡されたという、バッドステータスにまたひとつ追加してやろうくらいの勢いの童貞のおっさんが童貞をいかに守り続けるか、みたいなとこじゃなくてそういうためになって面白いところを見に行ったほうがいいって絶対。いやもうそもそも一人も見に来てる人いないかもしれないからそれならそれでいいんだけど。
 いやね、手段はいくらでもあってさ、たとえばブログにしちゃえばもっと更新楽なんじゃないのとか、前みたいにツイッタを表示するようにすればいちおう更新したことになるんじゃないのとか、まあいろいろあるこたあるわけなんですけど、どうだろうなあ、そういうの見たいかどうかってことになるわけじゃないですか。34歳童貞不細工(+ハゲ予備軍)の鬱ブログなんてネットのリソース使って書くほどのことか、みたいなこともあるわけですしね、ツイッタに至ってはいろいろなんかもう却っていろいろめんどくせぇみたいなこともあるわけでして、結局一番いいのはこうやって適当になんだか書き散らしていくのが性にあってるんですが、性にあってるもなにも書いてないんじゃ性もなにもあってもんじゃないだろというあなたのご意見はもっともなわけなんですけど、なんだろな、ブログで放置されてるのってなんか余計に悲しい雰囲気が漂ってるじゃないですか。書かないなら書かないで徹底すりゃいいものをなんか3ヵ月に1回くらいぽっと決心したかのように書いたりして、それじゃあ今とたいして変わんないしコレでいいじゃんみたいなことになったりはするわけです。
 まあね、いろいろ買い物したりとかさ、愚痴りたいこととかそらもうそういうのもないわけじゃないし、いろいろやってることもあるんですけど、なんかさあ、いろいろ迂闊なこと書けなくなっちゃったっていうか、前みてえに誰もあたしのことなんか知らねえよくらいでちょうどいいんだよこんなものは。そりゃその弊害としてだよ、たとえば夏のコミケではついぞここを見てる人がおそらく一人も来ずだ、新刊売上がヒトケタというここ最近では稀に見るくらいの低部数を売り上げるに至り、それで三週間くらい凹んだりもしたよしたさ、したけどもさ、いいじゃんもうそれで。あと合コンとか誘われてホイホイ行ったらもうなんか余計に悲しくなることがあったりもしたけどもういいじゃない。よかないけど。まさかそんなこと思われてたなんて思わなかったなあ。
 というそういうわけなので、基本的にここの文章は、今までのように「頻繁に更新します」的なことを標榜せず、堂々と数ヶ月に一回しか更新されないという、日記ではないなにか、みたいな扱いになります。いや、なんかいきなり明日から奮起しちゃってすごい勢いで更新しだす可能性がないとも云えないから「更新しません」とは云わないけどもさ。まあ今までとたいして変わらないっちゃそうなんですけど。
 まあなんだ、大変な時代だけどみんな頑張って生きていこうじゃないですか。なんだこの終わり方。あたしは明日死ぬかもしれないけどな。

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