02/20「場所論」
ということで、まあそのあれですよ、今日はね、お姉ちゃんちょっとロマンチックな話をしようと思うの。いいかしら? 誰このキャラ! なんなの!?
……いやね、ここでは何度か夢の話してるじゃないですか。と云っても将来はお花屋さんになってお嫁さんになるとかそういう夢ではなく、というボケとしてはもう使い古されすぎてうんこついてる感じのアレも毎回してるじゃないですか。
まああれだよね、人が見た夢の話ほどつまらんものはないよねってなもんでさ、そんなものを読まされるほうも苦痛以外のなにものでもないと思いますけどもね、どうせたいして書くこともないしね。
いやね、前にも書いたとおり、あたしが見る夢というのはほとんどが学生の頃が舞台で、なんかこういかに学生時代にやり残したことが山のようにあるかを象徴するかのようで我ながらもう悲しいことこの上ないんですけどもね、こないだその中でもちょっと変なのを見たんですよ。
なんかですね、自分は小学生くらいの頃まで戻ってて、すごい広い、両脇をコンクリートに囲まれた沢なんですよ。水は流れてなくて、細かい石とかが転がってるような感じで人気がなくて、まわりを鬱蒼とした木々に囲まれているような場所なんですけどね、最初はそこにいるんですよね。
言葉ではなかなか説明しづらいんですけど、横幅はとにかく大きくて、土手って云うよりもダムみたいな高さのコンクリートで両岸が固められてて、でもそれはちょっと古ぼけた感じなんですけど、もともと沢なんだなあということはわかるんですが水は流れてなくてパラパラと石があって草が生えてるようなそんな感じですね。
で、そこには誰かわからない誰かといっしょにいるんですけども、その誰かと二人でその沢を歩いて行くと、なんかそれこそ『ぼくのなつやすみ』あたりに出てきそうな山の中の舗装されてない細い道にいるんですよね。
それだけならまあ別にそういうもんなんじゃないの、くらいのもんなんですけど、この景色を見たのは実は二回目でして、ずっと前に同じ景色をやっぱり夢で見てるんですよ。それもどれだけ前なのかわからないくらい前の話で、でも確実に一回夢で見た、ということはわかっているわけです。
もちろんこれが現実にある場所でないのもまたわかっているわけで、そうなるといったいこれはなんなのだ、ということになってくるわけです。
そこでいくつかの仮説を立ててみました。
1・覚えてないけど昔こういう場所に行ったことがある。
なくはないと思うんですが、果たしてあんな場所があるかどうか、という疑問があります。最初の両脇をコンクリートで固められた沢の景色はものすごくはっきり覚えてるんですが、あんな広くて無機質な場所が実際にあるとはどうしても思えないんですよね。仮にあったとしても、あたしがそこに行ったというのがどうもありそうもないなあ、という気がするんですよ。
というのも、もしあんな場所に行ってたとしたら、それを忘れるってことはないと思うんですよね。それくらいインパクトのある景色だったわけですよ。
2・まったくの妄想。
これもまたなくはないと思うんですが、しかしまったくの妄想で同じような景色を、それも何年も置いて見ることがあるのかどうか、という気がします。まるっきりどうでもいい景色ならそういうことがあるのかなあというのもわからなくはないのですが、あれだけインパクトがあるとまったくノーヒントであの景色が作れるかなあ、という疑問に突き当たるわけですよ。
3・本とか映画とかで見た。
あんな景色がある作品だったら覚えてる気がするんですが、どうもそれもないし、だいいちなぜ今になってそれを見たのか、という疑問がありますね。それほどの景色だったらもっと見てもいいと思うんですが、時期を置いて二度目というのも不思議ではあります。
4・実は前世で世界を救った二人の能力者(ルビ:ガーディアン)と出会った場所であり、尚且つその世界が半分滅びた後の世界の景色で、その能力者(ルビ:ガーディアン)が放ったエネルギー光線(ルビ:サイコブラスター)により世界を滅ぼそうとしていた謎の政府組織「紅い闇(ルビ:レッドナイト)」との決着を付けた場所である。
なんだそれ。
5・いろいろな場所を混ぜて作った架空の景色。
それにしてはやけに殺風景すぎる気はするし、そもそもそれを歩いていけば田舎の景色につながる、というのがよくわからないなあ。
6・アジフライに醤油をかけただけで人間じゃないみたいな扱いを受けるのが許せない。
美味しいと思うんだけどどうにも理解が得られません。頭ごなしに否定するのではなく一度ためしてみていただきたい。いやほんと美味いから。半額64円で買ったアジフライが至福だから。
7・酢豚にパイナップルを入れる意味がわからない。
まだ云い続けますとも。だいたいあったかいものの中に酸っぱ甘いものを入れるというそういう概念そのものがおかしい。
という7つくらいに分けられると思うんですが、やっぱりどれも一長一短と云いますか、どうにもしっくりくる答えがないような気がします。
そしてさらに謎なのが、そこにいる誰だかわからないもう一人なのですよ。
そこにはあたしのほかにもう一人誰かがいて、これが誰だかがわからないんですけども、この人と話しながらその沢を歩いている景色が思い浮かぶんですよね。
もちろんこれが男性なのか女性なのかもわからないんですけど、相当に親しく話をしているというのは覚えていて、でもなんの話をしているのか、なんのためにそこを歩いているのかというのはまったく覚えておらず、そしてさらにはそのディテールも含めてまったく同じ夢を見たなあということは覚えているわけで、これが実に不思議なわけです。
そこでこれが誰なのかということをちょっと考えてみたんですが、
1・小学校時代の友人。
まあ一番無難な気がします。自分が小学生くらいまで戻っている以上、それに合わせた相手が登場していると考えるのは妥当といったところでしょう。尤もそれが誰なのかというのはわかりませんが、小学生時代の友人というのがひとつのキーワードになっている可能性は非常に大きいのではないかと思います。
2・まだ見ぬ運命の女性。
この可能性も非常に大きいですね。あたしなんか今までのことを考えるとたぶんそろそろそういうのができてもいい頃合いだと思うんですけどもね、それを誇示するためにそういうのが現れたというのは充分に考えられることです。いったい何を根拠にそんな自信が。
3・実は前世で一緒に闘った能力者(ルビ:ガーディアン)の一人で、裏地球(ルビ:ヤハウェ)の力を借りて炎を巻き起こす次元炎召喚(ルビ:パイロブラスト)の能力(ルビ:フェイズ)を持ったカラーニア王国のラティア姫。
だからなにそれ。
4・いやマジでアジフライに醤油はありなんだって。
いやほんと。ちょっとかけすぎかな?ってくらいかけるのがコツです。
5・小学校の頃昔好きだった佐藤さん。
まだあたしの中に現れるのか! この幻想め! どうせもう今頃結婚してしあわせな家庭を築いてるんだろう!
……というようなアレだと思うんですよ。もうなにがなにやら。
いや別にそれはそれでいいんですけどもね、もしこれから生きていくうちにですよ、その場所に偶然たどり着いたら思わず叫んでしまうのではないかと思うのですよ。
となるとこれはもしかしたら将来的に運命の場所たる可能性も少なからずあるわけで、そういう意味ではオカルティズムをまったく信用していないあたしにとっても、これはある意味で一種の運命的ななにかではないかとこう思うわけです。
それで実は単にエロゲーとかで見た景色ですとかだったらもう身も蓋もないよな。
<近況報告>
チョコレートの日には当然なんにもありませんでした。でも翌日、チョコレートが安く売られていてそういう意味では恩恵にあずかりました。
> マイピク一人もいないのって寂しくないですか?
いいじゃんかよぅ。気にしてるんだよこれでも。
> 童貞捨てたところで結局何も変わりませんよ。生活が楽になる訳でもないし、人に話す機会もないですから。
別に童貞を捨てたいわけではないのですよ。ただ単に女の子と手をつないだり下の名前で呼び合ったりしたいだけなのです。あと結婚したい。
> わかった師匠がまっさん好きなのは理屈っぽいところが似てるんだよ
やだなあ、理屈っぽいのなんて「ゲームレビュー」あたりを見ていただければ一発じゃないですか。でもさださんにはあたしはあんまり理屈っぽいイメージはないなあ。
> 最近のソニーは矢鱈無線に凝ってません?VAIOのキーボやマウス等々。PSPgoのリモコンも。
Bluetoothってソニーの提唱でしたっけ? だとしたらその辺も関係あるのかも。でもあたし自身はあんまり無線好きじゃないんだよなあ。なんか繋がってないと信用できない。
> 確かに秀吉かわいいよね!
今までにないタイプのキャラなのであれがいいのかなあという気がしますね。しかしそれに比べて不人気を通り越して無人気な姉が不憫でならないのです。
> まみちゃんは料理は苦手なのにお菓子作りは得意だったのか。
まあ、まみちゃん年齢とか趣味とか性格とか変幻自在ですしね。料理もその都度得意だったり苦手だったりします。
> 運が悪過ぎて日常生活に支障をきたしてます(泣)
案外ね、ふと上向く日が来たりするものなのですよ。
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