07/02「半分論」
ということで、いやもうね、ほんとに忙しいわけですよ。どれくらい忙しいかというと、どれくらい忙しいかを説明するのが難しいくらい忙しい。
なんてかな、あたしもさ、こうなんだろうな、忙しい忙しいを連呼するような人にはなりたくねえなあとは思ってるんですよ。なんだろうな、忙しい忙しいしか云わない人ってかっこ悪いじゃないですか基本的に。
ただこう割と何年ぶりかに仕事が一気に押し寄せてきて、それだけ聞くとなんかあたしがすごい凄腕辣腕サラリーマンみたいですけどもその実会社ではお味噌もいいとこのウインドウサイド属でいつ資料編纂質とかに送られてもおかしくないようなあれなんですけども。ねえけどなそんな部署。なんかもう云いたいことはいっぱいあるさ。あるさけどそれはまた飲んだときにでも愚痴ろうじゃないか。誰に云ってるんだあたしは。
いやまあそれはともかく、そういうなんだ、忙しい忙しいというようなあれはなるべく云わないようにしてるんですけども、それでもじゃあなんでここがぜんぜん更新されないんですかみたいな話になってくるとこれを云わないわけにはいかないじゃないですか。そうでなくても見に来てくれている方々が減っているというのに、ここんところぜんぜん更新もできなくて、いよいよもって閉鎖ですかみたいなことになってるわけで、いやそうじゃないんだということを理論的に説明するにはそう云わざるをえないわけです。
しかもそれまでは家に帰ったら倒れるように眠るだけでよかったんですが、ここんとこ家に帰ったら帰ったで夏のコミケの本作りも進行させてるもんでえらいことに。ああ一応現状では『新説枕草子』が出る予定です。あたしが倒れたりしなければ。
というあれなんですけども、そんな中で気が付いたら一年の半分が終わっておりまして、なんかもう実にアレですね。
なんかわかんないんですけど、とりあえず今年は正月には今年こそ女の子と手をつなげますように、くらいのことは云ってるわけじゃないですか。いやまあ毎年云ってるんであんまり実感ないかもしれませんけども今年も云ってるわけですよ。
ということはですよ、まあ七月七日の七夕とかを浴衣姿の14歳セミロングちょっと泣き虫だけど頑張りやな巫女さんといっしょに手を繋いでお祭りを歩きつつ短冊に「願いごと、何書いたの?」「そ、それはその……な、ないしょ!」「なんだよ、気になるな」「いいの! お願いは空の織姫様と彦星様だけが知ってればいいの!」みたいな会話をしたところで花火が上がってそれに思わず見とれているところにちょっと手を強く握りなおしたらちょっと照れたように顔を赤らめて「……あ……」って云うんだけどそのまま同じように握り返してくれてそこでもうひとつ大きな花火が上がってそれをバックにはじめてのキス、みたいなことがあるとすれば、そろそろそういうきっかけになる出会いがなきゃいけない頃じゃないですか。今日はもう二日ですからね、これだとちょっと遅いっていうか下手すれば間に合わなくなってしまうんじゃないかなあという気がするんです。
あたしの当初の予定では、だいたい四月の新緑の季節あたりにはなんかこう運命を変えるような出会いがあってだ、五月のゴールデンウイーク終了後くらいまでに好感度を上げる選択肢で好感度マックスまで仲良くなって六月くらいに感動の告白シーンがあって概ね七月のそれで感動の第一部エンディング、スタッフロールが流れたあとになんかお互い照れながらお付き合いの始まる毎日が描かれる第二部が始まる予定だったわけです。
ところがだ、実際のところどうなんだこれは、このままだと第一部バッドエンドでタイトル画面に戻されちゃうんじゃないのかこのゲームは。セーブデータとかないけどどうすればいいんですか。
というようなあれでして、これはどうもおかしい。気づいたら半年が終わってるというこれはまるで毎年のパターンと同じじゃないかと。このままだと33歳童貞というそういうあれになりかねないとこう思うわけです。まあ何も変わるわきゃないわな普通に考えればな。
そうそうあの申し訳ないんだけどもさ、ぜんぜん違う話していい? こないだたまたま日曜日が空いただもんで、なんかこうストレスも溜まってるもんでさ、ちょっと近場の神社行こうかなあと思って、前からずっと行きたかった関東近県のある神社に行ったんですよ。
そこでお守りを買ったんですけど、どうもそこで応対してくれた巫女さんがあれほんものの中学生とかなんじゃないかなあと。
いやね、巫女さんってもともとあんまり化粧っ気がないもんでしょうけど、それを通り越して思いっきりすっぴんだったし、なにより顔が明らかにまだ子どもの顔だし、なんてかな、仕草とかもなんか手馴れてないっていうか、こういう作法でやることは頭ではわかってるんだけど体がうまく動いてくれない感じというかどこかたどたどしくてですね。考えながらやってるという慣れてない感じってこうなんかわかっていただけますでしょうか。
そのへんからこう察するに、まさかいくら神社でも中学生をアルバイトで雇うわけがないし、高校生にしちゃどうも幼い感じはするし、それにあの明らかに講習とかを受けたわけではない慣れてない仕草を併せて考えてみるに、これはもしかしたらあの家の娘さんが手伝っているという、ゲームとかでは見たことがあるけど実際にはそんなのは都市伝説英語で云うところのシティーレジェンドだろうと思われていたアレなんじゃないかなとこう思うわけですよ。誰だ巫女さんはアルバイトしかいないとか云ってたのは。これあながち14歳セミロングちょっと泣き虫だけど頑張りやさんで特技は料理得意な料理は玉子焼きでパフェとかあんみつとかの甘いものが大好きだけどあんまり甘いものを食べ過ぎちゃうと太っちゃうんじゃないかなあみたいなことがちょっと気になる巫女さんというのはこれはあたしの妄想なんかじゃないんじゃないかとこう思うわけです。
まあそのなんだ、だからどうしたというそういうことではないんですけど。フラグ? たつわけないだろそんなもの。そんなところで話ができるくらいならあたしだってとっくに手のひとつくらい握ってるっつの。
いやまあそれはともかくそういうあれで、気が付けば一年が半分終わってたわけですよ。鑑みるにこれはすごいことです。どれくらい凄いかと云えば、一年が半分終わってるくらいすごいわけです。もうびっくりした。
いやね、なんか上だけ読むとあたしがのべつ女のことしか考えてないみたいですけど、って書くとなんかあたし凄いモテる人みたいですけどその逆ベクトルなんですがそれはともかくそんなことはなくて、いろいろあったわけですよ目標とか。そういうのが忙殺されるのが一番怖いわけです。
とりあえずですね、下半期に向けて、もうこの際手を繋ぎたいなんて云うあまりにも無謀すぎると云うか大胆すぎることは云わないので、なんかもうあれだ、なんかいいことありますように。これは目標とは云わないのではないかなあ高御君。
<近況報告>
> うんたん♪うんたん♪うんたん♪
お姉ちゃんときどきみんなが何を言ってるのかわからなくなることがあるの。
> きっと、死んだら精神的にも肉体的にも楽になれるぞ? という意味ですよ//私も死にたいといいますか、消え去りたいと思うことよくありますし
いやそれはそれでどうなんだという気はしますがまあその痛いのは嫌だからなんかこう最初からなかったことにできないかなあと思うことは確かにままありますね。
> 近一見能天気に見えるけど部長だしあれで意外と苦労性じゃ、と思うとワハハことカマボコが愛しいです。
一回も和了ってないところとか実にワハハさんはワハハだと思います。でもアニメ版になってワハハさんは可愛さが増量されてるような気がするんだ。竹井部長の嫌味に気づいちゃって「むぅ!」なんて怒ってみるとことか。
> 鶴賀の個別話が見たいです。できればモモで
それを期待してるんですが原作では既に鶴賀以外の特別編が掲載されたことですし、可能性はゼロではなさそうです。たぶん順当にかじゅモモの話になる気はしますがそれはそれで。小池田のような破壊力あるやつを是非お願いしたいところ。
> みはるん×ワハハはだめですか。
あの二人幼馴染みだしぜんぜんアリなのではないかと思いますが、そのへんがあまり語られてないんでどうなんでしょう。ワハハさんがみはるんを引っ張ってきたときの話とかどうか。しかし君らほんとに鶴賀好きだな! あたしもだけど。
> 折れそうです 心が
奇遇ですねあたしもです。生きてくってのはいろいろつらいこともあるさね。
> 結局、逆上がりはいつできるようになるのですか?
そりゃ夕暮れの校庭でいきなりある瞬間できるようになるのさ。刹那、夕暮れの空が見えたとき、ぼくたちはまるで空を飛んでいるかのような感覚を覚えて、気が付いたら鉄棒の上にいるんだ。
> 結局、逆上がりはいつできるようになるのですか?
なんで二回云うのカナ? なんで二回云うのカナ?
> ゆいにゃんゆいにゃん、告白してふられたー
誰しもが通る道だようん。あたしも中学生の頃とかはもう片手の指じゃ数え切れないほど悔し涙を呑んだもんさ。ラブレターとか今考えるとすごい大胆なあたし。今日だけはDJの胸の中で泣くといいさ。
> ポルシェを60回ローンで買おうと思うのですがどうでしょうか。
オトコノコなら誰しもが憧れる響きですしねえ。60回ってと5年か……結構長いようであっさり終わっちゃうかもしれないけど確かに勇気のいる選択ではあるかもしれない。売るとき高く売れるからあんまり損しないらしいし、あたしも欲しいなあポルシェ。
> コミケ当選おめでとうございます
ありがとうございます。ただ椅子に座ったまま閉会を待っているとそのままうっかり東京湾に飛び込みたくなるのでお時間ございましたら是非いらしてください。
> 海外のギャルゲの『かたわ少女』が何やらすごそうです。
よくはわかりませんが、もうタイトルだけでだいたいどんなものかは想像できた! 出版コードに引っかかりそうで商売柄DOKIDOKIが止まらないよ!
> 西沢さん好きな人はじめてみた
いやいや、ヒナギク派およびマリアさんじゅうななさい派が極端に多いだけで結構いますってハム沢さん派は。もうあたしあの声聞いてるだけでDOKIDOKIしますもの。
> 熱帯夜 たまにはぐっすり 寝ったいや(泣)
こういう唐突に、なんの理由もなく送られてくる読売新聞の川柳コーナーみたいなのが大好きです。
> 番外編のデコ可愛かったっすね。
もともと律ちゃん派のあたしとしては嬉しい限りでございました。なんかもうあの回はスタッフが全力で殺しに来てた感じでもう。それでも世の中はazunyanなんだぜきっと。
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