ということで、夏コミとコミティアでした。いやお疲れ様でした。一週間も過ぎて今更何を云ってるんだというようなところではありますけれどもね、ほんとどうにかならんもんですかね。誰に云ってるんだはいあたしにですほんとすみません。
　なにはともあれ、スペースにいらっしゃっていただいた皆様におきましては本当にありがとうございました。ほんとに感謝しきりでございます。ここにしつこく書いたからかわかりませんけども、だんだんと「ホームページ見てます」と云っていただけることが増えてきておりまして、ああなんかこんなところでわけのわからん文章垂れ流すのも無駄ではなかったのだなあと思うことしきりでございます。
　まあ、壁だろうが天井だろうが、人気があって大行列が出来るようになったから壁になりましたというようなあれではないわけでして、普段とたいして変わらないあれではあったのですけれども。とりあえず後ろが広かったり横方向に尋常じゃなく余裕があったり、なかなか普段は味わえないいい思い出になりました。なるほど普段壁の人はあんないい想いをしているのだなあ。
　ま、とりあえず次回以降は普通に島中に戻っていると思いますので、その際にはまたぜひ。そもそも受かればの話ではあるけどもな。
　とりあえず今回わけのわからん企画ものなどやってみたわけですが、こんなアホな企画に付き合ってくれる人もそれなりにいてくれたわけでして、表４側に「100円」の値札を貼った本とかが集まってどうしたらよいやらです。いえほんとにありがたいことですがこういうなんていうか終わった後にどうしたらいいのかわかんなくなるのは前のCDのときと同じだよな。
　とりあえず今回も、仕事との兼ね合いもあってコミケは三日間とも行ったわけなんですが、いろいろと今回はもう大変なこと。手荷物確認のほうはまあともかくとして、エスカレーターが一段おきにしか使えないというのは凄いボトルネックですね。
　いちおう買い物とかでなく仕事上企業のほうにも頻繁に足を運ばなければならないわけでして、時間が来てもあの長いエスカレーターが使えないから企業スペースまで上がるのは大変だし、そもそも二日目なんか東から西に行くのが大変だしでもうなんとやら。
　ただ、企業スペースの廊下が広くなったのはすごくいいなあと思いました。一日目の混雑の中でも比較的余裕あったもんな。そのせいかある程度品物は売り切れ続出ではあったけども。
　二日目はもう何をか況や、西館の混雑がひどいのなんのって。まあ細かいことはいいけども、西と東の温度差がすごいことになってた。生まれてはじめて自動販売機の最後尾札など持ちましたさ。
　まあそれは三日目もいっしょで、三日目は東が大混雑、西は比較的すいてるというそういう状況ではあったんですが。過ごしやすさとしては空いてるほうがいいんですけども、あんまり空きすぎてるのもサークルとしてはなかなか困ったものなわけでして、こればっかりは悩ましいところです。
　しかし、前回のコミケあたりからかなあ、なんとなく全体的に参加者のマナーが悪化してる気がするんですよね。いやもちろんちゃんとしてる人はちゃんとしてるんですけど、赤線枠内の座り込みとか、いわゆるコミケの「常識」としてみんながやっていなかったことが普通にやられてるようなそんなような。どうも昨今のアキバ報道と無関係ではないような気はしますが、あんまり無責任なこと云うのもなんだな。うん。
　一週間後のコミティアのほうはというと、これがまあいつも通り普通に島中で、一週間前の広さと比べてしまうともう手狭なことこの上ない。しょうがないんですけどもねそんなものは。そろそろ並べる本の数減らさないとなあ。
　と云ったところで、なんかこうあれなんですよね、今まで『新説古典シリーズ』を続けてきたわけなんですけども、まあもちろんそれはそれでやっていくとして、なんか急にオリジナルを書いてみたいというそんなような。うわあ今以上に誰も読む人いなさそうだな。まあ三年かけて100冊売るのもそれはそれでいいじゃないか。あんまり今と変わらないなそれ。
　というのとはまったく関係なく、コミケの一週間前に出雲大社へ行ってきました。日帰りで。無茶すぎる。
　いやね、もう終わっちゃってから云うのもあれですけども、出雲大社で60年に一度の特別拝観をやってたんですよ。それが終わるのがちょうどコミケの日でして、コミケは三日とも出なきゃいけないことを考えると一週間前を逃したらもう行けない、でも神社マニアとしては行かずにはいられないどうしようといったところではあったんですけど、コミケ一週間前の金曜日、無理やりに会社の休みを取って行ってきました。土曜日には用事があったので投宿など望むべくもない日帰りです。
　前日の10時前にこちらを出発して、一睡もせずに高速道路をひた走って出雲大社到着が6時。拝観は正式には9時半からなのですが、人数が多い日は拝観が早まることは織り込み済みなのでそこからさっそく並ぶ態勢だったんですけども、既に100人くらい並んでるのね。どんだけ早く来たんだ君らはと。
　まあ、予想通り8時半から拝観ができたので、そんな何時間も並ぶ羽目にはならなかったんですが、しかしあれですね、コミケとかの行列に慣れちゃうと、一般人の作る行列のグダグダっぷりはもう目も当てられませんね。なんか普通に横入りはするわどこに並んでるのかわからんようなところに並ぶわ2列だっつってるのに4列になってるわ、ちったあコミケに来てる人間を見習え！ってなもんです。ほんと彼らは列作るのだけはプロフェッショナルだから。いやマジで。
　で、特別拝観。要するに昇殿できて本殿の中が見られるというようなあれなんですけども、これはもう云うまでもないというかなんと云ったらいいのかわからないと云うか、見事なものでした。10時間かけて行った甲斐もあるというものです。
　終わったところでもう眠くて仕方が無かったんですけども、出雲大社の駐車場は特別拝観目当ての車がどんどん入ってきて入場待ちしてるくらいだからさっさと出ないと悪いので、とりあえず車を出して道の駅へ行って後部座席に横になったんですが暑くて眠れません。そりゃそうですよ9時とはいえ炎天下ですもの。パチンコ屋の駐車場でほっとかれてる子どもみたいなもんです。
　しょうがないのでとりあえず縁結びのご利益のある八重垣神社へ行って女の子と手を繋げるように祈ってくることにしました。何文章に脈絡がないそうかそうか。いいんです。
　で、その後はもうそろそろ帰ることを考えないと土曜日ろくに眠れないということになるので、奥出雲を抜けて広島方面から高速道路へ乗ろうと思ったんですが、その途中の標高の高い道の駅なら気温も低かろうということでそこを目指すことに。まあ、その途中の道の駅であまりに眠くて寝ようとしたんですが５分寝たところで暑さで目が覚めましてね、ダメだこりゃと思ったってのもあるんですが。
　一時間ちかくかけて奥出雲おろちループ脇の道の駅に車を停めたところ、まあ暑いのは暑いんですが下に比べればちょっとまし、といったところで、さらにそこで夕立があったこともあって涼しくはなりました。三十分くらい眠れたのでだいぶよかったなあと。
　あとは一般道から高速道路をひたすら走って帰るだけだったんですが、途中で新しくできた白川郷を通る高速道路を通ってみたくなりまして、地図で見たらちょっと小一時間くらいの遠回りに見えたんですが実際は3時間近い遠回りというあれで余計に疲れは増すわ時間はかかるわ。しかも白川郷なんてトンネルばっかでぜんぜん見えないし。
　結局12時間以上かけて江戸川まで帰りつきました。なんか自分のせいで疲れたので誰にも文句が云えないこの立場。
　まあこれも一種のイベントということでひとつ。