ということで、いやあけましておめでとうございます。何を云ってるんですかまだ正月は終わってないですよ。三日までが正月だなんて誰が決めたんですか。僕たちの戦いはこれからだ！何なら一月いっぱい全部正月だっていいくらいですよ。正月以外に雑煮食ったっていいじゃない。いやしかしあれだ、こんだけ新年から間空くとある意味すがすがしいですね。もうみんな間空いてあたりまえだと思ってるもんな。
　だいたいまだあれですよ、ここに正月の愚痴を書くのもまだなら初詣も行ってないですからね。こんなんで正月気分を味わえというそういうほうが無理に決まってますっていやほんと。年賀状なんか一通しか来なかったしな。ここまで来ると逆に凄いな。
　まあ、仕事に忙殺されすぎて特に書くこともないんであれなんですけども、大晦日から正月にかけてなにをしてたかというとこれはもうコミケで、三日間ずっと行きっぱなしだったわけでして、二日目は委託、三日目が本番というそういうあれだったわけですが、もうね、とりあえず何より来てくれた方ありがとうございましたとそういうあれですね。
　しかし今回もやっぱりここを見ているという人は二人だけというもうあれだな、マックスで二人だな。逆転の発想というやつでもしかしてこのページとか二人しか見てないのと違うかというのはどうか。いやどうかって云われても。
　正月はといえば、中学校時代同じクラスだったけど特にこれといって仲がいいわけでもなかった木下さんと二人で楽しく浅草を歩いていたらそれを会社の偉い人に見つかってどきどきする、みたいな意味不明の初夢で迎え、いったいなんなんだ木下さんのことなんて今の今まで忘れてたぞなどと狐につままれたような正月を迎えたわけでして、これに関しては今でもなんだかよくわからんよな。だいたいなんで浅草。あと木下さん中学生のままだった。今の顔知らないから当たり前だけど。
　正月空けたあとは何かなあ、なんせ一日から三日まで一歩も家から出ませんでしたからね。もうある意味ものすごいことになってた。正月くらいはってことで実家に帰ってたわけなんですけど、実家ってあれじゃないですか、黙っててもメシは出てくるし洗濯物は洗われるしある意味オートマトンじゃないですか。
　もう凄かったもん、ベッドから出るのはメシと風呂とトイレだけという、なんていうかうんこ製造機みたいになってた。あんだけだらけるってのもなかなかなくてなんだかこう実にアレだなあと思ったけど人間だらけることを覚えるとどこまでもだらけるのだなあ。
　さすがに正月も四日目になるといい加減これじゃいかんと自分でも思い立って外に出るわけなんですけど、行くところなんてブックオフくらいのもので特にどこへ行くでもなく。初詣とか行こうと思ったんですけどまだ混んでるって云うしじゃあもうちょっとあとでいいかとそういうあれですよね。遅いとかそういうことじゃないだろだって初めて行った参拝が「初詣」なんだから。
　いい加減初詣を晴れ着の女の子と二人で行く、という夢も実現させたいものですけども、そう云い続けてもう三十一年目ですからね。ここまで来るとある意味ものすごいよね。伊達に不細工やってません。今年も童貞の皆様の味方であり続けますよあたしは。みんなの夢と希望になろうじゃありませんか。やれ自分は不細工だとか云っててしっかり結婚してる人とかそんなのはもう知らん知らん。
　晴れ着の女の子がなんだ、そんな夢を見るから悪いんだ。いつもとはちょっと違うあの娘の艶姿にどきどき、なんてそんなことあるわけない。そんなものはね、所詮物語の中の世界の話なんだよ。話なんだって。なあそうだって云ってくれよ。
　あとはあれですね、よく云われてるように、モテる人は携帯が最新型であるというそういうあれがあるじゃないですか。もうね、勢いに任せて携帯を最新型にしたりしましたさ。905だよ905。どうだすごいだろうこれで僕もモテモテだね。こんなもんでモテるなら苦労しないよな。とっくに晴れ着姿の女の子と初詣行ってるっつの。
　まあ何なのかなあ、正月だからじゃあ何をしようとかそういうあれも全然ないままだだらに過ぎていった正月だったわけですけどもね、このままだとやっぱり今年もかわりばえのない一年になりそうだなあと。そろそろこのままだといろいろまずい気もするけどまあいいじゃないか。よくないけど。
　いろいろ絶望的な気分になったところでとりあえず今年もよろしく。なにこのまとまりのない文章。