5/30 「ブログ論」

 ということで、あれなんですよ。いやいやいやいや聞きねえって。つらいことがいっぱいあったんだってこの短い間にさ。もうほんと軽くデスマイセルフっちゃおうかなあくらいのことがあったんだっていやマジで。決してたださぼってたとかそういうことじゃないわけ。まあいろいろあってここでは云えないけどもさ、逆に云えばここでもネタにできないくらいの大変なことがたくさんあったりしたわけですよこんなものは。
 ずっと前にここが更新されなくなったときは彼女ができたときくらいのものだみたいなことを何度も云ってたし、もしかしてあの人にも彼女が出来たんじゃないかしら今年こそ告白しようと思ってたのにと思っている14歳巫女さんとかもいるかもしれないけどそんなどこの騒ぎじゃないから安心してくださいさあいつでもウエルカムだ。もう久々だとこういうネタも張りがないもの。
 しかしね、まあ考えてみるまでもなく、更新しないで放置している状態ということからすればこんなものは形はどうあれ同じなわけでして、どっちにしてもさぼってるなあこの人はなわけですよ。
 しかも、こいつ本当に更新やめたのと違うかなあとか、そこまでいかないでもどうせこんなとこの更新なんて月に一回くらいしかないんだから滅多に来る必要もないかなんてそんなことを思われてしまうわけでして、事実もう来訪者の数は日に日に目に見えて減ってるわけでして、以前はよく来てた「童貞の考えることって気持ち悪いですね」「二十歳過ぎて童貞ってマジか」とかもっと単刀直入に「死ね」とか云う類のメールとかですら来ないこの状況を鑑みるに、これはこれでWEBページとしては一つの問題なのではないかとこう思うわけです。
 もともと更新されないWEBページなど存在意義がないですからね、これはもう自らに課した制約みたいなものだから仕方がないわけです。
 そうかと思うとmixiの日記なんかは思い出したように一ヶ月に二回くらいは書いていたりするわけで、これがなにかというと、やっぱり更新しやすさだと思うんですよ。一ヶ月に二回じゃここと同じじゃないかと思った貴方は鋭い。鋭いけどまあいいじゃないかそんなことは。いやだからいろいろ大変だったんだって。
 そういうようなあれでして、じゃあどうすればいいかというと、これがブログに行き着くわけです。
 あれは確かに簡単です。なんせフォームに文章突っ込んで送信ボタン押せばいいわけですからね、いちいち改行するときに<br>とか入れなくてもいいし、HTMLのフォーマットとか気にしなくてもいいし、出来合いのものを使えば見栄えもそれなりによいというそういうあれなわけです。
 しかし何よりブログが便利なのは、mixiの日記もそうなんですが、いわゆる日記的なこと単品での更新がなんとなく許される、ということでしょう。
 今日は雑煮を食って美味かったとかなんとかそういうことでもブログだとなんとなく許されるし、それこそ数行の文章でも許されるのがブログの最大にして最高のメリットだと思うのです。
 だからこそ更新もしやすいし更新ペースも上がる、こんな月に二回しか更新しないようなうんこ文章に比べたらもう万々歳じゃないかとあなたは云うかもしれない。
 いやしかしだね、ちょっとこうあれだ、考えていただきたいんですけども、これがあれですよ、あたしが例えば14歳の巫女さんでですよ、なんかこうはからずもネットアイドルっぽく祭り上げられたりしてますとかそういうのだったら話は別ですよ。そりゃ14歳巫女さんが毎日どういう生活してるか興味は有りますからね、そりゃ見ますよ。「今日はお雑煮を食べましたおいしかったです」に50件くらいコメントがついてトラックバックも山のように来るでしょうよ。
 ところがどっこい、こちとら童貞こじらせた30男ですからね。読んでる側になにも伝えることなんかありませんよこんなものは。いやまあ確かに30まで童貞を守り通した魔法使いという意味での希少性は若干あるかもしれないけれど、そんなもの読みたいかといわれればそんな奴いない。これは間違いなくいない。童貞30男が昼飯に何食おうが世間はまったく動かない。
 そりゃまあそれならここでこうやって垂れ流している文章には価値があるのかとそういう話だけれども、そんなものあるわけないじゃない。そんなのは読み続けて下さっている皆様が一番よく知ってることじゃないですか。いやもう云ってることがおかしい。
 いやまあこれは半分生存記録ですよね。だけどそこに童貞30男なりに考えてることを入れることでですね。なんか云えば云うほど泥沼になってきた。いやまあいろいろあるんですよ。
 あとはまあ単純にブログという形式がなんとなくあまり好きじゃないというか、何月何日にコレ、という日記のような形式がどうしても肌に合わないというのもあるし、そもそもあのブログってやつの多くはあたしの使ってるNetscape4.7だと更新も表示もできないしというのもあるし、ここをブログにするつもりはこれっぽっちもないんですけども、もうちょっと更新しないと本当にどうにもならんなあと思うこともあるわけですよこれ。
 かようにブログというのは一般市民にウエブで日記を書かせるに便利なツールで、それでも飽きちゃって一年前で更新が止まってる人も居るし、迂闊なことを書いてどこかの匿名掲示板の馬鹿につるし上げられる馬鹿、という馬鹿二人の構図があったりと話題は尽きないわけなんですけど、まあこれでもためしにね、ブログにしてみようと思った時期もあったんですよ。そのほうがもしかしたら楽かもしれないし、何より更新頻度上がるかもしれないじゃないですか。
 でもまあ別に考えてみれば書きたいことといって何か自分の毎日を書きたいわけでもなく、おそらく読むほうもこんな童貞30男の平凡な日々など読みたいはずもなく、なんだこりゃ八方塞じゃねえかと。
 じゃあどういう人がブログをやってるんだろうと思ってみてみると、まあ実際のところはほとんどが普通の人がやってるわけですよ。まあ普通の人っちゃおかしいですけど、別に14歳でも巫女さんでもない普通のサラリーマンの人とかがやってるわけ。そういうのにどれくらいのニーズがあるのかはあたしにゃわからないけども、少なくともあたしじゃないだろとそういうあれですよねこれはね。
 無論普通の人はブログをやっちゃいかんというわけではなく、確かにその普通の人の日常を垣間見たいというようなあれもあるでしょうからそれはそれでよいのですが、あたしの場合なんていうかな、ほんとに愚痴にまみれた生活してますからね、たぶんものすごく嫌な気持ちになるに違いない。まあ云ってしまえばあれだな、生活がブログ向きじゃないんだなきっとな。
 というようなあれなので、きっとこれからは更新するんじゃないかな?もう決意まで疑問系だもの。

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