とらいあんぐるハート2 (jANIS)
項目 | シナリオ | 絵 | システム | 音楽 | 総合 |
ポイント | 4 | 4 | 4 | 3 | 8 |
シナリオ:
原画:
音声:
主題歌:
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-ゲームの中の世界に入り込むということ-
ゲームが一つの仮想現実を体験するためのものであるとすれば、このゲームはそこらへんを見事に書ききっている作品と言えるでしょう。とにかくアタマから終わりまでの雰囲気作りというか、世界にプレイヤーを引き込む力は驚くべきもので、主人公と一体化することが「いつのまにか」できてしまうという見事さを持っています。とにかくやっていて面白い、と素直に感じることができるゲームなのではないかという印象ですね。ゲームに漂う世界観に、きしみや違和感がほとんど生じていないので、どんなに突飛なキャラクタがでてきてドタバタを演じたとしても、ゲームの中の世界そのものは崩壊しないという、ある意味では究極のバランスを保っているのではないかと思うわけです。
また、キャラクタがみんな生き生きしてて個性的なのもこのゲームの特徴の一つでしょう。それだからこそ、ゲームの世界観とうまく両立しえているのではないかと思うんですが、こんなキャラクタたちとこんな雰囲気のなかで生活できたらいいなあと思わせるものが、ゲーム全体に漂っているのですね。それがゆえに飽きることなくプレイできるというのもポイントでしょう。
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